玉川大師大眞院・東京都世田谷区「漆黒の世界!魅惑の地下霊場へ・・・」
玉川大師 地下霊場遍照金剛殿
噂には聞いていましたが、予想を遥かに超えた仏教世界が世田谷の地下にありました。
玉川大師は二子玉川駅から歩くこと15分。はらドーナツ……サークルKを曲がってすぐの所にありました。
本堂へ入り、初めて訪れたことを告げると住職の奥様らしき人が説明をして下さいました。
玉川大師の地下霊場は昭和9年の完成で、参道距離は約100m、深さ5m。
秘仏・大日如来の胎内を表しているそうです。
この地下霊場でお詣りすれば、四国、西国巡礼と同じご利益があるのです!
説明が終わると記帳をします。そして拝観料を支払い、本堂左奥の地下へと続く階段を下って行きます、、、。
階段を下ると、もうすぐそこは暗闇。
暗いのではなく、視界は1cm先も見えない『漆黒』の世界でした。
説明の通り、右側に寄り右手で壁をつたいながら歩きます。すり足でゆっくりとゆっくりと進んで行きます…。
漆黒の恐怖はすさまじいものでした。友人の一人は涙ぐんでいる様子でした。
すると、やがて薄暗い光が見えて来ました!
すると・・・!
キタ!お大師さま…!!!
そこには四国八十八ヶ所の弘法大師さまや西国三十三ヶ所の観音さまがコの字形の参道にズラリと並んでいました!
こ、、、これは凄い…!!思わず息を呑みます。
地下のひんやりとした空気と、照明で少し霧がかったように見える石仏群は、とても幻想的な光景です。
今、わたしが体験しているこの空間が世田谷の地下であるとは思えません、、、。
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自分たちの数え歳のお大師さまを必死に探しお詣りしましたが、なかなか見つからなくて少々焦ります。
この時点で、頭の中は少々パニック状態!
そして第2の暗闇へ足を進めて行きます。
右へ左へ、上り下りを繰り返しながら続く漆黒の世界。
もう自分の身がどこにあるのかまったく分かりません。
第2の暗闇を抜けると、そこには釈迦涅槃像、大日如来そして大きな弘法大師、柱には龍神が巻きついていました。
もう、この涅槃ゾーンは素晴らしいとしか表現のしようがないくらいです!
そして最後のゾーンでは様々な仏にお参りをし、満願成就の銅鑼を鳴らしてお終いです。
地上に上がりホッっと一安心。。。。
この地下霊場には約300体の仏像や壁画が点在しています。
わたしは現実世界から突如、異空間に放り出されたような不思議な感覚に陥り、落ち着いて見仏を堪能することができませんでした(笑)しかし、終えた直後の達成感からか自分の中の悪いモノが洗い流されたような気がしました。
友人も皆、次はもっと落ち着いて観たいね!っと言っていました。果たして次回は自分の目にどのように映るのか、、、再訪が楽しみです。
ご朱印
秘仏・大日如来の御影が貼り付けてあります。
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《玉川大師アクセス》
住所:東京都世田谷区瀬田4-3-3
TEL:03-3700-2561
拝観料:地下霊場100円
アクセス:二子玉川駅徒歩15分
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
玉川大師はやってますね。
レポを見かけるたびに行ってみたい気持ちが募ります・・。
僕もはやく涅槃ゾーン体験しなくては!
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
>ニッヒさん
早速のコメントありがとうございます!東京であれほどのモノが体験できるなんて思わなかったので、びっくりしましたよ。夏は涼しいのでお勧めです。戒壇巡りしたいですよね!