合原阿弥陀堂・長野県下伊那郡「阿南地方最古といわれる藤原期の阿弥陀如来坐像」
2014年9月14日
長野県へ足を運んだ時のことです。その日は即身仏部(部員1人!?)からお誘いいただき、 阿南町瑞光院の行人さまのお姿を拝しました。
そのあと訪問したのは合原阿弥陀堂でした。
阿南町から下條村へ…南信州の旅です!
その前に先ずは腹ごしらえ!
阿南町の道の駅:信州新野仙谷平で超特大の五平餅を食べました!
大きさ分かりますかね?
これは一体…ご飯何杯分あるのでしょうか?おまけにお蕎麦もついちゃって完全にカロリーオーバー!
外には神さま(!?)のモニュメント!
これもまた大きい、、怖いです、ホント怖いです、、、
合原阿弥陀堂は、お寺があるのではなく、下條村の公民館の様な建物の中に阿弥陀如来さまがいらっしゃいました。
笑顔が素敵な奥さまのご案内で中に入ります。
すると、奥で佇む阿弥陀如来さまの白毫がキラリと光り、一瞬ですが光が差したように見えたんです! !
阿南地方最古の阿弥陀如来坐像
■阿弥陀如来坐像 長野県指定文化財 / 像高87cm / 藤原時代
キラリ!
艶やかな白毫が美しい!
この地域では数少ない藤原時代の作で、パンフレットによると阿南地方最古の仏さまのようです。
そして、長野県指定文化財に登録されています。
見事な定朝様で、優しさの溢れる阿弥陀如来さまです。
その優しさは印を結ぶ手にも表れており、女性のように華奢で繊細な手をされていました。
私もこんな細い指になりたい…憧れます…
《合原阿弥陀堂アクセス》
住所:長野県下伊那郡下條村陽皐2109-1
拝観料:志納
問い合わせ:0260-27-1050(下條村教育委員会)
※拝観には問い合わせが必要です