医王寺・埼玉県さいたま市「雹除け大日如来と呼ばれる 平安後期の胎蔵界大日如来さま」

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2019年9月の仏像ブラ参りのレポートです!
埼玉の川口、浦和方面の古仏を巡りました!

9月ブラ参り

朝9時にJR中浦和駅に集合。

いきなり余談ですが“〜浦和駅”ってありすぎじゃないですか?中浦和、東浦和、西浦和、南浦和、北浦和、武蔵浦和…ノーマル浦和。どこが何線だかなんだか、私の頭の中はごっちゃごちゃです(笑)

今回は胎蔵界と金剛界の大日如来さまにお会いするという密教な1日。

旅の締めくくりには大日如来さまの化身である不動明王さまにも会って来ちゃいました!

最初に向かったのは、JR中浦和駅から歩くこと10分。胎蔵界の大日如来さまがいらっしゃる医王寺です。

医王寺(埼玉)大日如来

到着すると、穏やかな雰囲気のご住職がお寺の縁起についてお話してださいました。

大日如来さまは雨ざらしの状態で発見されたそうで、お堂にきちんとお祀りしなかったら雹が降り、お堂に運んでお祀りしたら雹がピタリとやんだという伝承があるそうです。それ以来、「雹除け大日如来」として農業を営む人々から信仰されてきたのだとか。

大日如来さまは竹藪に囲まれた収蔵庫にいらっしゃいました。1人ずつ石段を上り拝観の列を作ります。

医王寺(埼玉)大日如来

大日如来さまは厳重に守られているためガラス越しでの拝観でした。もっと近くで見たい…!と、欲求を募らせながら、ガラスにピタリと貼り付いて大日如来さまを見つめます。

「雹除け大日如来」と信仰される胎蔵界大日如来坐像

医王寺(埼玉)大日如来

■胎蔵界大日如来「雹除け大日如来」
埼玉県指定有形文化財 / 像高102、5cm / 平安時代後期の作 / 宝冠、台座、光背は後補

漆箔は当時のものではないかも知れませんが、後補の台座や光背と共に金色に輝く美しい大日如来さまです。

少々厚塗りにも見えますが、この漆箔を落とした素顔(?)の大日如さまはどんなお姿なのでしょう…なんて、頭の中で想像を膨らませながら大日如来さまのお顔を見つめていると、もう一つのお顔が浮かび上がって来たように感じました(笑)

医王寺(埼玉)大日如来

大日如来さまが医王寺にお祀りされるようになった経緯はわかっていないようですが、こんなにも気品溢れる大日如来さまがこの地にいらっしゃるとは驚きでした!

《医王寺アクセス》

住所:埼玉県さいたま市桜区西堀2丁目6-17
TEL:048-864-1461
拝観料:志納
※拝観には問い合わせが必要です。

stoic-butsuzo

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