武蔵国分寺・東京都国分寺市「毎年10月10日にご開帳される薬師如来さまを参拝!」

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2020年10月10日(日)
久しぶりに仏像ブラ参りを開催しました〜!!

毎年10月10日にご開帳される武蔵国分寺薬師堂と日野市の安養寺を参拝しました。

10月10日は目の愛護デー“目の日” ということで、この日に薬師如来さまにお参りしたら特に目の病にご利益があるかも知れませんね!

午前の部は西国分寺駅に集合しました。

なんかもう、秘仏に会うよりも仏像好きのみなさんに久しぶりにお会いできた事の方がテンション上がってしまいました(笑)

恒例の自己紹介タイムでは、仏像を好きになったきっかけやこの秋に会いに行く予定の仏像などをそれぞれ紹介していただきました。

久しぶりの開催にも関わらず、初参加の方も数名いて嬉しいかったです!

午前中に参拝したのは武蔵国分寺です。

西国分寺の駅から徒歩15分くらいで到着。

武蔵国分寺のご開帳に訪れたのは10年振りでした。10年前というと、まだSNSを始めたばかりで、あの頃はじめて仏像が好きな人と繋がって世界が広がったんだ!と、10年前のことを思い出しながら武蔵国分寺へ向かったのでした。

一般の参拝はお檀家さんの法要が終わってからという事で、薬師堂を通り過ぎて先に武蔵国分寺跡資料館を見学しました。けっこう雨が降っていたので雨宿りも兼ねて・・・

武蔵国分寺創建当時の伽藍を表したジオラマ

武蔵国分寺跡資料館は、かつて国分寺があったこの土地の歴史や出土品などが展示されています。当時の伽藍を再現したジオラマは奈良の平安京を想わせます。奥のお部屋に白鳳の金銅仏が展示されていました。

都内最古級の白鳳仏

■聖観音立像
東京都指定文化財 / 像高28、4㎝ / 白鳳期後半

こちらは、都内でも最古級の聖観音さまで、都と各国府を結ぶ古代の幹線道路跡から出土されたそうです。

資料館を出て、国の史跡になっている武蔵国分寺跡を散策しました。

国分寺は、聖武天皇が国家鎮護のため全国に命じて建てたお寺ですが、武蔵国分寺跡は全国的に見ても規模が大きく、国分寺と国分尼寺がセットで確認されている歴史的にも貴重な史跡なんだとか。

武蔵国分寺は8世紀半ばに建てられましたが、鎌倉幕府滅亡の節目といわれている新田義貞vs北条泰家の「分倍河原の戦い」で焼失してしまいました。後に新田義貞が金堂跡付近に薬師堂を再建したのがはじまりです。現在の薬師寺は江戸時代になってから移築されました。

こちらは金堂跡です。須弥壇の中央に大きな薬師如来坐像と日光月光菩薩立像がいらっしゃって、四隅には四天王。奈良の新薬師寺のような十二神将も祀られていたのでしょうか?今はなき仏たちを想像するのもロマンですね〜。

国分寺金堂跡

武蔵国分寺跡には、中門跡、金堂跡、講堂跡、そして七重塔跡などがあり、長い間発掘調査が行われていますが、まだ正確な伽藍配置はわかっていないそうです。それらの跡地の位置関係を考えると、かなり広い範囲に及ぶものだったのではないかと思われます。

さて、いよいよご開帳の薬師如来さまに会いに行きます。年1回のご開帳ということもあり、雨の中でも絶えず参拝者が訪れていました。1年前には想像もできなかったコロナが早く収束し、日常を取り戻せますように・・・と、薬師如来さまに祈願した人が多いのではないでしょうか?

薬師堂に入ると、薄暗いお堂の中に浮かび上がるような薬師如来さまのお姿を発見!中央の厨子の中に大きな薬師如来さまがいらっしゃいました!

堂内は豪華な薬師ワールド!

■薬師如来坐像
国指定重要文化財 /  像高195㎝ / 平安時代末期〜鎌倉時代初期

痛みが激しいせいなのか、お顔の表情がややわかりにくくなっていますが、丸い肩と左右に張り出した逞しい膝が古仏の雰囲気を醸し出していました。

薬師如来さまの脇侍には、日光菩薩さまと月光菩薩さまがいらっしゃいました。こちらは後から造られた室町時代の作です。

そして、さらにそのお隣には江戸時代の十二神将が並んでいます。目が大きめでちょっとアニメチックな十二神将さまです。

この空間にいると、自分が都内にいる事をすっかり忘れてしまいそうです。都内で平安時代にまで遡る薬師如来さまにお会いできるのは武蔵国分寺だけかも知れませんね~!

《武蔵国分寺アクセス》

住所:〒185-0024東京都国分寺市泉町2丁目1-1
TEL:042-323-8123
拝観料:拝観料なし
武蔵国分寺資料館入館料:100円
アクセス:国分寺駅徒歩18分、西国分寺駅徒歩15分
公式サイト:https://www.musashikokubunji.jp/

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