仙蔵寺・東京都台東区「平安時代の優しい薬師如来さまや高貴な大日如来さまなど参拝!」

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2021年10月
久しぶりに開催された仏像リンクの“ブラ参り”

今回は台東区のお寺をめぐりました。

 

午前中は台東区今戸にある廣樂寺と、竜泉の西徳寺で鎌倉時代の阿弥陀如来さまや聖徳太子さまを参拝しました。浅草駅からディープな奥浅草エリアまで足を運び、久しぶりにたくさん歩きました〜!

 

午後は台東区寿の小さな公園に集合し再びブラ参りスタート!

最初に参拝したのは仙蔵寺です。

すぐお隣が高層マンションという都心ならではの光景…!

 

 

階段を上がり本堂へ入ると、中は広々としていてとても明るい雰囲気。

中央に下がる煌びやかな天蓋の奥に、ご本尊の大日如来さまがいらっしゃいます。
左右には台東区の文化財に指定されている薬師如来さまやめずらしい三面大黒さまなどいらっしゃって、とても賑やかです。

 

見上げれば、雲中供養菩薩さまのお姿もありました!

 

優雅に舞う雲中供養菩薩像

 

仙蔵寺は現在の中央区八丁堀に創建されたと伝えられています。

その後、1635年(寛永12年)に現在の地(寿)に移転したそうです。江戸時代には真言宗智山派の道場として発展しました。

 

ご本尊の大日如来像

 

ご本尊の大日如来さまは智拳印を結ぶ金剛界の大日如来さまです。

金箔というよりはマットな銅色のお姿をしていて、ブロンズ像のような高貴な印象を受けました。
満月を背負ったようなまん丸の光背も素敵です!

 

キュートな誕生釈迦仏

 

そして、密かに話題になっていたのは大日如来さまの横にちょこんといらっしゃる小さな誕生釈迦仏さん…!

 

微笑んでいるようにも見えて可愛らしいお姿です。

 

不動三尊像と薬師如来立像

 

こちらは不動明王さまと薬師如来さまです。

不動明王さまは制咜迦童子と矜羯羅童子を従えた不動三尊像です。

 

平安後期の穏やかな薬師如来立像

■薬師如来立像
台東区指定文化財 / 像高46cm / 平安時代後期

 

薬師如来さまは衣文の表現が簡素で、とても穏やかなお姿をしていました。元は土佐国・宗安山青龍寺のご本尊でしたが、明治時代に廃寺となったため1913年(大正2年)に仙蔵寺にいらっしゃったそうです。

地方仏の温かみを感じる素敵な薬師如来さまでした。

 

ボリューミーな三面大黒天と妖艶な弁財天

 

次に、大日如来さまの左隣にいらっしゃる三面大黒天さまと八臂弁財天さまを拝観しました。

三面大黒天さまは、大黒天・毘沙門天・弁財天の三尊が合体した重量感のあるお姿です。横から見ると胴体がずっしりとしています。

 

八臂弁財天さまは妖艶なオーラを放っておられました。お寺で江戸時代くらいの弁財天さまをよくお見かけしますが、その中でも特に美しい弁財天さまではないでしょうか!?

 

 

最後に御祈祷までしていただいて、とてもよいお参りができました!

ありがとうございました…!

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《仙蔵寺アクセス》

住所:東京都台東区寿2丁目8−15
TEL: 03-3844-1181
アクセス:銀座線田原町駅から徒歩2分
公式サイト:https://senzouji.com ※拝観は問い合わせが必要です。



stoic-butsuzo

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