戒光寺・京都府京都市「大きくそびえ立つ身の丈約5、5mの釈迦如来立像」
2010年10月に仏像にさほど興味ない友人達と京都を旅した時の記録です。
2日目: 東福寺→同聚院→阿弥陀寺→三千院→即成院→ 戒光寺→ 泉涌寺
戒光寺は即成院のすぐお隣にあります。
即成院に車を置かせていただいて、徒歩で向かいました。
戒光寺もまた、泉涌寺の塔頭寺院です。
丈六の大きな釈迦如来さまがいらっしゃいます。
もう、本堂の数メートル手前から入り口の枠いっぱいに釈迦如来さまのお腹の部分だけが見えていました。
外からお顔が見えないと言う事は、かなり大きな像とわかりますね。
お釈迦さまは鎌倉時代の創建で、元は戒光律寺という大伽藍を持つ寺院に祀られていたのですが、応仁の乱の戦火から逃れこの地にやって来たそうです。
大きくそびえ立つ身の丈約5、5mの釈迦如来立像!
(戒光寺公式サイトより)
■釈迦如来立像 国指定重要文化財 / 鎌倉時代 / 像高約5.5m
鎌倉時代の名仏師である運慶・湛慶親子の合作で寄木造り。
今では色が褪せていますが、見る限り極彩色であった事が想像できます。宋風の煌びやかな釈迦如来さまです!
像高は約5、5m、台座から光背までを入れると約10mにもなるそうです。目の前に正座して見上げた時の釈迦如来さまのお姿は迫力満点でした。全てを見透かされている様な気がして、思わず背筋がピンと伸びてしまいます(笑)
釈迦如来さまは「身代わり丈六釈迦如来」と呼ばれています。その由来は、後水尾天皇が即位争いに巻き込まれ暗殺者に首を襲われた時に、このお釈迦さまが天皇の身代わりになったそうです。
首の部分をよく見てみると…赤い血のようなものが流れているように見えます。今でも血を流し続けているとは!
お寺に祀られている多くの仏像にはこの様なエピソードがあったりしますね。このお釈迦さまの血を見て、庶民の眼病を吸い取っているから、目が赤く充血しているという久米寺のお薬師さまの事を思い出しました!
この様なエピソードを知るのも仏像巡りの楽しみのひとつですね!
境内にはもうひとつ有名なスポットがあります。
それは、元新撰組の御陵衛士のお墓です。ビックリしたのは、本堂の拝観料よりも高いと言うこと(笑)
新撰組人気恐るべし…
あの有名な伊東甲子太郎のイメージと言えばどうしても大河ドラマの某イケメン俳優のイメージになってしまいますが、その影響なのでしょうか…(笑)
次は旅のラスト泉涌寺へ向かいます!
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《戒光寺アクセス》
住所:京都府京都市東山区今熊野泉山町29
TEL:075-561-5209
拝観料:春期と秋期の年2回「戒光寺内陣特別参拝」500円
アクセス:JR奈良線 東福寺駅徒歩15分
公式サイト:http://www.kaikouji.com/
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どうもです!
京都のお寺は、わからないので勉強になります!
しかし仏像って神秘的ですよね~
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あ!テッカーマンさんコメントありがとうございます。
仏像は、見る時の心の状態によって色々な表情に見えたりする所がとても神秘的に感じます。それと…お誕生日メッセージもありがとうございました。また見にきて下さいね☆
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みにきまーす!!
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きてくださーい!!